曼荼羅(まんだら)とは何か


曼荼羅とは

その意味は非常に意味深いものですが、最も本質的な要素を一言でいえば、本尊=仏陀(ブッダ)の*智慧(チエ)の面から御覧になった世界(それは宇宙であり神になります)です。これが本来の曼荼羅であり、「智の曼荼羅」といいます。
具体的にはどのような世界かは、仏陀自身が様々な密教タントラの中でお説きになっています。


物事の道理を知って、善悪の判断ができる頭のはたらき。
知恵とも。

2、3年前に私が神から「仏陀と同じ能力のある者を100人養成しなさい。」と言われたことを思い出します。

曼荼羅は、サンスクリット語のmandalaの音写したものになります。本来の意味としては「本質・中心などを持つもの」として表現されています。
仏教では、また少し違った意味を持つものとなってきます。その奥深さをお伝えいたします。 曼荼羅の原型は、インドのバラモン教やヒンドゥー教の宗教儀礼にあります。幾何学模様や、神の姿を描いていました。あらゆる神々を招いて供養するとともに、祈願することを行っていました。その儀礼が、仏教にも取り入れられるようになってきたというわけです。
曼荼羅とは、宇宙を示したものと言われるように、多くの要素を持った集合体です。ここには、空間・領域・場を表しています。そこには、つながりを持った世界観が示されているのです。
ブッダの教えでは、根本的思想として四つの教えがあります。

現実は苦しみに満ちている

苦しみの根源とは執着や欲にある

苦しみを終わらせることは可能である

心を解放するためには道がある

これらは、人間が誰もが経験する苦しみの根源を解いています。そして、私たちが、人生で経験することは、現世であれ前世であれ、自分の行為の産み出したものであるとされています。

わたしは、苦しんでいる人には「この世はすべて天秤である。自分の行為は必ずはね返ってきます」と解きます。

まとめとして、円や中心あるものを囲むという構図の中に、悟りと知恵の世界が繰り広げられています。 この、円や囲むという構図は、仏教や宗教観のみでなく、あらゆる観念と共通しているものがあります。それは、私たちの心を癒し慰めるということでしょう。
私たちは、宇宙という、地球という、マンダラに生きているのです。




曼荼羅と現代

曼荼羅は宇宙的次元に位置づけることにより、インド古来より大宇宙に対し自性(人)を小宇宙にあてる。自性は限りない活動のエネルギー原点であり、その力の発生する現況から、曼荼羅の舞台として大宇宙と小宇宙が成り立っています。
その相対的な曼荼羅の位置づけは「法身大日のイデアの世界(自性曼荼羅)であるとともに、実践者ないし認識主体の立場からみれば、それはあくまでもわたしたち自身のミクロ・コスモス(観想曼荼羅)であり、現象のシエーマ(形像曼荼羅)なのです」とみなすことができるといいます。しかも近年の研究では、密教の認識論のなかで曼荼羅の本質的な理論を、コンピュータ・グラフィクスを使いながら曼荼羅の哲学的なレベルをさらに引き上げ、具現化し実践しようとする動きもあります。
また、現代における曼荼羅への関心は、空海の著作等の密教ブームのなかでひとり歩きする傾向がみられ、さまざまな分野で語義のイメージ展開が行われています。とくに物質と精神の両面を結び付ける用具の役割も果たしています。
その応用例をあげますと、曼荼羅を素材にしたブックデザインがあります。また現代のマインド ミュージックなど音楽品はシンクロサイザーを使い宇宙空間を曼荼羅理論によって作曲したものも多いのです。
現代絵画では曼荼羅の型、彩色、構造などを作画のなかに展開しています。このほか演劇、舞踏、ファッション、映画、いけ花、ビオアート、メディテーションに影響を与えています。

実におもしろいのは、当研究所で開発した「生命波動カード」など数点も同様、曼荼羅が基本にあるものと思っております。




曼荼羅から得られるセラピー効果

気づきがある

瞑想することによって、そのもの事態に、自己とつながることができ、内包されていたものが明らかになってくるといった効果があります。
その気づきには、あるがままにある自己の存在(心・からだ・思考・感情・意識・無意識)を自覚していくことになります。
ということは、日常の慌ただしさで、バラバラになっていた自分が統合されていくような感覚を得ることができるのです。


ストレスからの解放

現代人の日常のパターンは、あまりゆとりがなく、自分を見失うことになりがちです。そのような時は、とかく呼吸も浅くなっています。
この菱形曼荼羅の内部にいることにより、自分を客観的に眺められるような、ゆとりが生まれてきます。


隠れた才能が引き出される

自分の奥深くに意識を向けることにより、潜在的に眠っている能力が引き出されるということにもなり得るのです。 人には、自分ではおおよそ気づかない、才能が眠っていると言われます。それに気づけると、さらに素晴らしい人生の糸口を見つけたことになるでしょう。


人生とは、様々な出来事に遭遇するわけです。
そのどんな時に、どんな場所で、どんな出来事が起きているとしても、ある程度対応できる力を養うことも必要なことなのです。


そうしたからだの様子にいち早く気づけることができる。
そうならないように予防できる。
そして、自分でセルフチューニングすることができる。


人生のライフステージにおいて、落ち着いて対応することができるならば、心地よい自然界リズムと共に巡りの良い心とからだを持てるならば、人生もおよそだんだんと巡りの良い状態に近づけるとしたら、あなたの人生は幸福と健康が確立されることでしょう。



<私たちのところは、宗教団体などとの関係は一切ございません。>



大岡波動研究所

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